この記事でわかること
- PERやPBRなど主要指標の確認手順が理解できる
- EPSとROEを数値で確認する流れが把握できる
- フリーキャッシュフローを確認する具体的手順がわかる
- 米国企業の財務データを取得する方法が理解できる
米国株の投資家が最初に学ぶべきファンダメンタル指標5選
米国株では企業の財務データが継続的に開示されます。
その中で株価評価に広く用いられる指標は限定されています。
ここでは代表的な5つのファンダメンタル指標を整理します。
日本から米国株に投資する場合も同じ定義で利用できます。
1. PER(株価収益率)
PERは株価と1株当たり利益の関係を示す指標です。
計算式はPER=株価÷EPS(1株当たり利益)です。
米国株式市場では企業ごとにPERが日々算出されています。
PERは株価が当期利益の何倍で取引されているかを示します。
同一業種内での比較に利用されています。
2. PBR(株価純資産倍率)
PBRは株価と1株当たり純資産の関係を示す指標です。
計算式はPBR=株価÷BPS(1株当たり純資産)です。
BPSは自己資本を発行株式数で割って算出されます。
PBRは株価が企業の簿価純資産の何倍かを示します。
米国企業でも年次報告書などで自己資本が開示されています。
3. ROE(自己資本利益率)
ROEは自己資本に対する当期純利益の割合です。
計算式はROE=当期純利益÷自己資本です。
株主資本をどの程度利益に転換しているかを示します。
米国企業のROEは決算データから継続的に算出可能です。
PERやPBRと組み合わせて分析されることがあります。
4. EPS(1株当たり利益)
EPSは1株当たりの当期純利益を示す指標です。
計算式はEPS=当期純利益÷発行株式数です。
米国企業は決算発表でEPSを公表することが一般的です。
PERの算出に直接用いられる基礎データです。
過去のEPS推移は業績の変化を数量で把握する際に利用されます。
5. フリーキャッシュフロー(FCF)
フリーキャッシュフローは事業活動で残った現金額です。
一般的な定義は営業キャッシュフロー−投資キャッシュフローです。
米国企業はキャッシュフロー計算書を四半期ごとに開示します。
フリーキャッシュフローは配当や自社株買いの原資になります。
長期のフリーキャッシュフロー推移は財務データとして利用されます。
参考サイト:Home | Investor.gov

米国株のファンダメンタル指標 確認手順
米国株の分析では財務指標を順番に確認します。
ここでは主要指標の確認手順を整理します。
日本在住の投資家も同じ流れで利用できます。
手順1 PERを確認する
PERは株価を1株利益で割った数値です。
計算式は株価÷EPSです。
米国企業は四半期ごとにEPSを開示します。
同業種のPERを比較し数値の差を把握します。
手順2 PBRを確認する
PBRは株価を1株純資産で割った数値です。
計算式は株価÷BPSです。
BPSは自己資本を発行株式数で割って算出されます。
米国企業の自己資本は年次報告書で確認できます。
手順3 ROEを確認する
ROEは自己資本に対する利益の割合です。
計算式は当期純利益÷自己資本です。
米国企業は四半期ごとに純利益を開示します。
ROEは資本効率の把握に利用されます。
手順4 EPSの推移を確認する
EPSは1株利益を示す数値です。
計算式は当期純利益÷発行株式数です。
米国企業は決算発表でEPSを公表します。
過去のEPS推移を確認し数値の変化を把握します。
手順5 フリーキャッシュフローを確認する
フリーキャッシュフローは事業で残った現金です。
一般的な定義は営業CF−投資CFです。
米国企業はキャッシュフロー計算書を四半期ごとに開示します。
フリーキャッシュフローは資金余力の把握に利用されます。
「米国株のファンダメンタル指標 投資法」 と 「米国株のテクニカル指標 投資法」を比較してみた
ファンダメンタル指標 投資法の特徴
- 企業の利益や資産など財務データを基準に判断する
- PERやPBRなど公開データを用いて数値を確認する
- 四半期決算や年次報告書の情報を参照して分析する
- 企業の収益構造や財務状況を把握する際に利用される
テクニカル指標 投資法の特徴
- 株価の値動きや出来高など市場データを基準に判断する
- 移動平均線やRSIなど価格データを利用する
- チャート上の数値変化を確認して売買タイミングを判断する
- 過去の価格推移を基に市場の方向性を把握する際に利用される
比較のまとめ
- ファンダメンタル指標は財務データを基準に数値を確認する点が特徴
- テクニカル指標は価格データを基準に数値を確認する点が特徴
- ファンダメンタル指標は企業の収益構造を把握する際に有用
- テクニカル指標は市場の値動きを把握する際に有用
追加情報
米国企業の開示資料の入手方法
米国企業は四半期報告書と年次報告書を提出します。
提出先はSECのEDGARです。
日本在住の投資家も同じ手順で閲覧できます。
企業名やティッカーで検索すると主要資料を確認できます。
財務指標の更新タイミング
米国企業は四半期ごとに決算を開示します。
PERやEPSなどの指標は決算発表後に更新されます。
キャッシュフロー計算書も同じタイミングで公開されます。
更新時期を把握するとデータの整合性を確認できます。
為替レートの影響
日本在住の投資家は為替レートを確認します。
米ドル建ての株価は円換算で評価額が変動します。
財務指標は米ドルで算出されるため為替の影響を受けません。
株価評価と財務指標の通貨が異なる点を把握します。
指標の参照元の統一
PERやROEは算出方法が媒体で異なる場合があります。
同じ媒体のデータを継続して参照すると差異を避けられます。
企業開示データと外部データの数値差も確認できます。
算出基準の違いを把握すると誤差を避けられます。
西東京カブストーリー
立川の「川魚料理 多摩ゾン」で、2人の投資家が米国株の指標について話し始める。
料理が並ぶ中で、財務指標の確認手順を自然な流れで語り合う。
PERとPBRの話題
👨💼佐藤さん「まずPERを見ると利益との関係がわかるよな」
👨🔧中村さん「そうそう。次にPBRを見れば純資産との関係も確認できる」
ちょい解説
PERは株価と利益の関係を示す数値。
PBRは株価と純資産の関係を示す数値。
どちらも米国企業の開示データで確認できる。
ROEの確認に進む
👨💼佐藤さん「ROEは自己資本の効率を確認する時に使うよな」
👨🔧中村さん「四半期ごとに更新されるから、変化を追いやすいんだよな」
ちょい解説
ROEは自己資本に対する利益の割合。
米国企業は四半期ごとに純利益を開示するため確認しやすい。
EPSの推移を確認する流れ
👨💼佐藤さん「次はEPSだな。1株利益の推移は重要だよ」
👨🔧中村さん「決算ごとに更新されるから、数値の変化を追えるよな」
ちょい解説
EPSは1株当たりの利益。
米国企業は決算発表でEPSを公表する。
フリーキャッシュフローの確認
👨💼佐藤さん「最後はフリーキャッシュフローだな」
👨🔧中村さん「営業と投資の現金の差だから、資金の余力が見えるよな」
ちょい解説
フリーキャッシュフローは事業で残った現金。
米国企業はキャッシュフロー計算書を四半期ごとに開示する。
メリットと注意点
👨💼佐藤さん「財務指標は数値で確認できるから、判断が安定するよな」
👨🔧中村さん「ただ、媒体ごとに算出方法が違う時があるから注意だな」
ちょい解説
財務指標は媒体によって算出基準が異なる場合がある。
同じ媒体を継続して参照すると差異を避けられる。
米国株の基礎指標を学ぶQ&A
Q1: PERはどのように使えばいいですか?
A1: PERは株価が利益の何倍で取引されているかを示す指標です。米国企業は四半期ごとにEPSを開示するため最新のPERを確認できます。同業種の企業と比較すると数値の違いを把握できます。
Q2: PBRはどんな場面で確認しますか?
A2: PBRは株価が純資産の何倍かを示す指標です。米国企業は年次報告書で自己資本を開示します。BPSと株価を比較すると企業の資産状況を数値で確認できます。
Q3: ROEは何を示す指標ですか?
A3: ROEは自己資本に対する利益の割合です。米国企業は四半期ごとに純利益を開示します。ROEを確認すると資本の効率を把握できます。
Q4: EPSはどのように確認しますか?
A4: EPSは1株当たりの利益を示す数値です。米国企業は決算発表でEPSを公表します。過去のEPS推移を確認すると利益の変化を把握できます。
Q5: フリーキャッシュフローはなぜ重要ですか?
A5: フリーキャッシュフローは事業で残った現金を示します。米国企業はキャッシュフロー計算書を四半期ごとに開示します。営業と投資の現金の差を確認すると資金の余力を把握できます。
Q6: どのデータを基準にすればよいですか?
A6: 財務指標は媒体ごとに算出方法が異なる場合があります。同じ媒体を継続して参照すると数値の差異を避けられます。企業開示データと外部データの違いも確認できます。
まとめ
- PERは株価と利益の関係を示す指標で、米国企業の四半期決算で更新される数値を基に比較できる。
- PBRは株価と純資産の関係を示し、年次報告書の自己資本データを使うことで資産状況を把握できる。
- ROEは自己資本に対する利益の割合で、四半期ごとの純利益から資本効率を確認できる。
- EPSは1株利益を示し、決算発表の数値を追うことで利益の変化を把握できる。
- フリーキャッシュフローは事業で残る現金を示し、資金の余力を数値で確認できる。
投資に関するご注意
本記事で紹介した銘柄や手法は、将来の利益を保証するものではありません。
市場の急激な変化や予測不能な事態により、想定以上の損失が出る可能性もございます。
個別の銘柄選択や最終的な投資決定は、ご自身の責任において慎重に行ってください。
プロフィール

ハンドル名:山田西東京
東京都市部在住の50代個人投資家。
サラリーマン時代に資産形成の必要性を感じ、30万円から独学で投資を開始。20年以上にわたり株式市場と向き合い、 現在は株式投資を中心に生活する専業投資家として活動しています。
投資スタイルは、企業分析を重視した中長期投資です。決算や財務内容、事業の将来性を丁寧に分析し、景気や市場環境の変化も踏まえながら堅実な資産運用を実践しています。
投資スタイル
- 企業分析を重視した中長期投資
- 決算・財務・事業内容を重視した銘柄選定
- 景気や市場環境を踏まえた投資判断
- リスク管理を最優先とした資産運用
このブログについて
当ブログでは、「家族を守る投資」「長く続けられる投資」をテーマに、 個人投資家に役立つ実践的な情報を発信しています。- 投資で失敗しやすいポイントの解説
- 市場環境の読み方と投資判断の考え方
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