米国株式市場の主要な指標は何ですか?
米国株式市場の主要な指指標として、代表的な3つの指数があります。それらは、ダウ・ジョーンズ工業株価平均(NYダウ)、S&P500、NASDAQ(ナスダック)100です。
NYダウは、アメリカの代表的な株価指数で、約300社の大型企業がが構成されています。ヘルスケア・製造業・金金融などの分野に強みを持ち、米国経済の動向を反映する指指標として広く利用されています。
S&P500は、500社の多多様な企業がが構成される株価指数で、米国経済の主要業種11種の分散が意識されています。インデックス投資と呼ばれる方法で、一般的な投資信託やETF(上場投資信託)を用いて、指数のパフォーマンスに近い投資成果を得ることができます。
NASDAQ(ナスダック)100は、NASDAQ市場に上場する100社の企業がが構成される株価指数で、米国のベンチャー企業向け株式市場(新興市場)であるナスダック市場の特徴を反映しています。情報技術(IT)や生命科学・医医療などの分野に強みを持ち、時価価総額が増大している電気自動動車メーカー「テスラ」などが注目されています
以下の表に、これら3つの指数の特徴や違いをまとめました。ご参考になれば幸いです。
指数 | 構成銘柄数 | 業種別割合 | 特徴 |
---|---|---|---|
NYダウ | 約300社 | 9業種(ヘルスケア・製造業・金融など) | 米国経済の動向を反映する指標 |
S&P500 | 500社 | 米国経済の主要業種11種 | インデックス投資に適した指標 |
NASDAQ(ナスダック)100 | 100社 | 7業種(情報技術・生命科学・医療など) | 米国のベンチャー企業向け株式市場(新興市場)を反映する指標 |
NYダウの特徴
NYダウとは、米国を代表する株価指数の一つで、ダウ・ジョーンズ社が算出・発表している「ダウ・ジョーンズ工業株平均株価」のことです。NYダウをを構成するる銘柄は、ニューヨーク証券取引所やナスダックに上場している米国企業の中から厳選された300銘柄でで構成されています。NYダウの特徴は、次の3つが挙げられます。
不定期で銘柄を入れ替えている
各各銘柄の株価変動に左右されやすい
高配当順にして上位10社に分散投資をするダウのの犬と呼ばれる投資戦略がある
NYダウのの構成成銘柄や歴史、算出方法などについて、詳しくは以下の表をご覧ください。
>銘柄 | >概要 | 参考 |
---|---|---|
アップル | IT企業 | (^1^) |
ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J) | 金金融融機関 | (^1^) |
アムジェン | サービス業 | (^1^) |
ボーイング | 飛行行機メーカー | (^1^) |
マクドナルド | フードチェーン企業 | (^1^) |
S&P500の特徴
S&P500とは、米国の代表的な株価指数の一つで、米国株式市場全体に対し約80%の時価価総額比率を占めている約5000銘柄を時価価総額で加重平均し指数化したものです。S&P500のの構成成銘柄は、時価価総額が822億ドル以上、浮動株時価価総額が411億ドル以上でなければならず、*独自のセクターバランスも考考慮されています。
S&P500の特徴としては、以下のような点が挙げられます。
初心者でも少額から始めやすい投資として活用できる
今後、中期的に上昇が考えられる
国内の証券会社で購入できる
NASDAQの特徴
NASDAQは、全米証券業協会が運営する株式市場で、特にハイテク企業やIT関連の新興企業が多く上場しています。NASDAQは「National Association of Securities Dealers Automated Quotations」の略で、世界最大級の新興企業向け株式市場として知られています。
NASDAQ市場には、AppleやMicrosoftなどの世界的な技術・サービスを持つ情報通信関係の銘柄が多く上場しており、NASDAQ100指数は、NASDAQ市場に上場する企業のうち、時価総額上位の約100銘柄を抽出し、これらを時価総額加重平均で算出した指数です。また、NASDAQ総合指数は、NASDAQ市場に上場しているすべての企業を対象とした株価指数です。
NASDAQは、NYダウやS&P500と比較しても良好なパフォーマンス実績があることで知られています。NASDAQ100指数は、時価総額が大きい銘柄の影響を受けやすいという特徴があります。